学生がプレゼンで勝負
兵庫自慢PROJECTは、学生交流・学生生活の活性化を図るとともに学生の社会参加を狙うことを目的として、大学コンソーシアムひょうご神戸が主催となり毎年開かれている「大学プロジェクト・コンペ」の一環。昨年までは「兵庫県の30年後を考える」などの難しいテーマであったことをうけ、「5年目の今年は学生のやりたいことをやらせよう」と考えた結果「兵庫自慢」という形になったという。その結果87組もの応募が来たそうだ。
最優秀賞に輝いたのは園田学園女子大のTeam soken(高島沙希さん(1年)、葛和沙也香さん(1年)、甲斐梓さん(1年)の3人)。彼女らは節電が求められる現状で役立つが、それほど有名でない品物として湯たんぽに目をつけ、尼崎市の湯たんぽ、通称「あまんぽ」を広げることに決めた。今後企業とタイアップし、商品化を進めていくそうだ。
その他にも企業と話を始め、実際に動いている案もあるという。審査委員長の神戸親和女子大学文学部教授の岸上龍平さんは「このように学生が自分の意見をきちっと言える場を設けられてよかった」と嬉しそうに話した。
コメントを残す