節目の祭典 本格始動
今年で10回目を迎える京都学生祭典。向島翔也実行委員長(龍大・2年)は、節目の年を「今までの集大成」ととらえ、次の未来を見据えた転機にしようと意気込んだ。今回のコンセプトは「想いと未来の「糸」を紡ぐ」。祭典に携わる多くの人の想いを、共感という一本の「糸」にして、未来に繋ぐという想いを込めた。
今年から、大学生と地域の関係を密にする場として、「継続活動(仮称)」という新しい試みに取り組む。学生祭典本祭の前に、小規模から中規模のイベントを継続的に開催し、実行委員の育成や本祭の充実も図る。また、本祭の1週間前から岡崎公園をイルミネーションで彩るイベントを開催するほか、既存のイベントも拡充することも示された。それ以外にも、学生祭典が期待されている使命などを実行委員自らが学ぶ、京都経済同友会主催の勉強会「京都学生祭典マネジメント塾」も、今年から新しく開催。次々と発表された企画を前に、出席者からは「幅にとらわれない学生祭典にしてほしい」と、激励の声が相次いだ。
なお委員会では、組織委員会の委員長、副委員長の選出も行われ、それぞれ大学コンソーシアム京都理事長で同志社大学長の八田英二氏、京都経済同友会代表幹事の田辺親男氏が就任した。
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