龍谷大 ベスト16進出を果たす
始まった第1セット。センター松崎は「勝とう、という気迫がなかった」とスタートを振り返った。出だしでレシーブやブロックのミスが出てしまう上、レシーブがセッターに返らないためスパイクも思うように決めることができない。相手のフェイントに対応することができず、龍谷大の持ち味である速いバレーができずにこのセットを19−25で落としてしまう。しかし、ここでセッター日隈主将は仲間に「取られても仕方ない。1から立て直していこう」と声をかけた。
その後、第2セットの14−14の場面で、相手がスパイクのミスを連発するとその隙につけ込んだ。日隈とセンター松崎のコンビプレーなどで相手を圧倒し、第2セットを奪い返すことに成功。勢いそのままに第3セットも何とかものにし、2−1で辛勝した。
その後、第2セットの14−14の場面で、相手がスパイクのミスを連発するとその隙につけ込んだ。日隈とセンター松崎のコンビプレーなどで相手を圧倒し、第2セットを奪い返すことに成功。勢いそのままに第3セットも何とかものにし、2−1で辛勝した。
試合後、「3年生が情けない。この大会が最後となる4年生のために気持ちを見せてほしい」と川島監督は憤りを見せた。日隈はこの試合を「自分たちから自滅している」と反省。3年生はみな猛省している様子だった。
龍谷大は12月9日に関東の強豪、筑波大(関東1部3位)とベスト8をかけて戦う。日隈は「練習はしてきたので、あとは気持ちだけ。1つでも上に行きたい」と闘志を燃やした。「ここ(全日本インカレ)で結果を出すために今までやってきた。まだまだ上に行きたい」と加藤も気合い十分。4年生の引退に花を添えられるか、3年生の復活に期待がかかる。
●全日本バレーボール大学男女選手権大会(12月8日・墨田区総合体育館)
龍谷大 | 2 | 19-25 | 1 | 早稲田大 |
25-19 | ||||
25-21 | ||||
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