大阪の未来を決める選挙を前に、若者の意識向上に向けて取り組んだ。若者の関心を集めようと、「選挙(SeNKyo)」と投開票日の「11月27日」を組み合わせたユニット「SNK27」を結成。メンバーの女子大生が制服姿で投票を呼び掛けるチラシを配布したほか、ツイッターで選挙に関する豆知識を発信し続けるなど、若者を意識した取り組みを行ってきた。
 
 選挙前日の26日には、インターネットで募集した一般人など男女あわせて約30人が、JR大阪駅付近一帯でチラシを配布。制服姿の女子大生らがチラシを配っている様子に、若者を中心とした多くの通行人が足をとめた。ビラを受け取った大阪市北区在住の倉地宏典さん(22)は「ビラを配っているのを見て、(今回の選挙が)いつも以上に盛り上がっていることを実感した」と話した。
 
 企画担当の酒井大輔さん(関学・3年)は「これで投票率が上がるかどうかは分からないが、とりあえず直接伝えることができてよかった」と話した。