WorldShiftとは持続可能で平和な社会の実現のための意識変革を目的とした運動のこと。同イベントは若者の意識変革にアプローチし、世界を変えることを体現するためのプラットフォームとなるとしている。

当日は将棋技士の羽生善治氏やstudio-L代表の山崎亮氏など一線で活躍するゲストが行うプレゼンテーションのほか、参加型のワークショプ、さまざまなアーティストによるパフォーマンスなどで若者に訴えかける。

 

日時:12月3日、4日 10時から(両日とも)

場所:神戸市立人材センター(旧二葉小学校)

 

詳しくは下記のWorldShiftKOBE公式ホームページをご覧下さい

http://www.worldshift-kobe.com/

 
 

また1022日には同じ会場でプレイベント「World Shift KOBE PREEVENT CHIMEが開催された。当日、あいにくの雨模様だったが、100人を超える来場者が11名のゲストとのトークディスカッションや参加者同士の意見交換などをし、貴重な時間を過ごした。

 

ゲストの一人、田中佑衣さん(立命・4年)は発展途上国の子どもへの支援活動をしてきた。ベトナムに行った際、未来の選択肢すらない子どもがいることに衝撃を受けたエピソードなどを紹介し、活動を始めた経緯などを説明。さらに「(行動を起こすときに反対や不安もあるが)まわり声ではなく自分の声に耳を傾けることが大切」と話した。

 

またホームレスの社会復帰を目指し活動するNPO法人「Homedoorを設立した川口加奈さん(大阪市大・3年)は「謙虚であることは大事だが、遠慮はせず人前にでることが大切だと思う」と行動することの大切さを伝えた。

 

参加者の多くはゲストとのセッションで「自分も変わりたい。何かを始めたい」と笑顔で話すなどやる気をもらった様子。その後、開催地が旧小学校の校舎だということもあり給食を楽しみながらの懇親会も開かれた。