Youth forが意見交換会
「ボランティアは自己満足だと言う人がいるが、あんな場所で自己満足なんて出来るわけがない。ちょっとのことしか出来ないがそれをやっていくしかない」と訴えのは、6月にボランティアに参加した小宮山宋さん(立命・1年)だ。小宮山さんは一週間の作業では、状況を全く変えられない被災地の状況に呆然としたという経験を、参加者に向かって話し考える前に被災地へボランティアに行くべきと強く訴えた。
この日会場に足を運んだのはおよそ30人。ボランティア未経験者も多い。今後の被災地ボランティアについてのグループディスカッションも行われた。ボランティア経験者からも「なんとかお金の都合をつけてもう一度ぜひ行きたい」と話す学生もいれば、「関西でも震災に対する意識が低くなっている。自分の経験をもっと風化の進んだ九州なんかに伝えたい」とボランティア経験の広報を重要視する意見も出た。
Youth for 3.11メンバーの要景太さん(佛教大・3年)は「これから自分たちがどのように震災に向き合うか、意見共有の場にしてほしかった。ボランティア経験者と未経験者では考えていることも違うが、意見交換をして参加者のネクストステップに活用できると思う」と話した。
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