ダブル選挙で学生が啓発
ドットジェイピーは議員インターンシップを学生に提供する団体。また統一地方選など、選挙時期には若年者への投票啓発運動を行っている。企画担当の酒井大輔さん(関学・3年)は「投票率向上を目指してはいるけど、学生への直接的な啓発は出来ていなかった」と振り返る。その中で今回の大阪府知事と大阪市長のダブル選での啓発活動を行おうと企画した。
事前に学生500人に対して今回の選挙に対する意識調査も行ったところ、「大阪都構想について知っているか」という質問に対して「知っている」と答えた割合は全体の16パーセントだった。「みんなあまり知らないんだな」と、ブログやツイッターで大阪都構想についての解説を掲載した。街頭インタビューの映像を流したりなど、興味を引くよう広報にも力を入れる。また学生マンションへのチラシのポスティングなど直接メッセージを届ける活動も行っている。
「公開討論会とかふつうにやっても政治に興味のある人しか見てくれない。直接学生に向けて目立つことをやろうと思った」と酒井さんはいう。中心になって動くメンバーは4人。とにかく目立って学生の注意を引こうと制服姿でのチラシ配布を考えた。「選挙(SeNKyo)」と投開票日の「11月27日」を組み合わせた「SNK27」というキャンペーンも同時に行う。これは制服姿の女子大生らが大学でチラシ配りを行う活動で、少しでも学生の関心を集めようと工夫が盛り込まれている。「とにかく学生に見てもらうためには大学で活動をして拡散していく。普段学生が行っている場所でSNKを見てもらえるようにしたい」と酒井さんは話す。
「関心ない人にまでいい刺激を与えれたらいい」と酒井さん。21日から始まったチラシ配りは前日の26日まで毎日行う予定だ。26日は梅田HEP前で活動を行う。
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