前節初黒星を喫した関西大だが、今日は怒涛のゴールラッシュを見せた。中でも際立っていたのはFW奥田だ。前半1分、相手DFをドリブルでかわして先制すると、同41分にゴール前のこぼれ球を押し込み、2点目を奪う。さらに後半31分には相手のパスミスを見逃さず、冷静にゴールに流し込んで3点目。ハットトリックを達成した。

  他にもMF岡崎がハーフライン付近から鮮やかなロングシュートを決めるなど、攻撃陣が爆発した関西大。失点を許すも、正確なパス回しから攻撃を展開し立命を終始圧倒。6−2の大勝となった。勝利に大きく貢献したFW奥田は「ハットトリックは周りのお陰。相手は意識せず、とにかく自分たちがどうやるかのみを考えてプレーした」と自身の得点を振り返った。

 
  大量点にもゲームキャプテンを務めたMF田中は「2失点は防げる失点だった。まだまだつめが甘い」と浮かない顔。「これから上位対決が増えるので、失点に気をつけ、90分間集中してプレーしたい」と、気を引き締めていた。
 

●関西学生サッカー後期リーグ第5節(10月22日・大阪長居第2陸上競技場)

関大 6 3-1 2

立命

3-1
奥田3
岡崎
都並
木村
得点者

藤田
小関