前半から気合が入っていた。
前日までの2連敗でたまっていたものを吐き出すかのように鬼気せまるプレーをみせ第2Q終了して22点差をつけ、
「セーフティーリードだった」と村上コーチはすでに勝利を確信していた。
終わってみれば73−53の20点差での勝利。
加えて先発メンバーの5人が2桁得点と圧勝の内容で5年ぶりのリーグ戦優勝に花を添えた。

◎京産大5年ぶりのリーグ戦優勝

くしくも昨年までリーグ戦3連覇を達成していた天理大に勝利しての優勝とあって、PGの熊谷は「自分が入学してからずっと天理大が優勝してたんで」と宿敵相手に西日本選手権に続く優勝を喜ぶ。

とは言っても、何の苦もなく優勝までこぎつけたわけではない。

全勝の目標を掲げながら始まったリーグ戦。

歩みは順調に見えた。他チームが混戦模様の中、唯一連勝街道を突き進み、もはや関西に敵なしとさえ感じさせるほど。

しかし優勝を目前に控えた、第10日目の関西学院大に26点差の大差で初めて敗れると、前日の天理大戦にも接戦の末1点差で敗れまさかの連敗を喫する。

しかし、SG合瀬は優勝後に連敗したことを「そんなに強くないことに気づいたのでよかった」と前向きに捉えている。

また、選手、村上コーチからも喜びの声は聞こえるものの、その次には「まだまだ課題がある」という話しをする。

リーグ戦で見えたリバウンドが取れずに得意のブレイクにつなげない点や、過密日程で行われる全日本選手権(以下インカレ)に向け7人程度の選手しか一試合で出場していない点などインカレに向け準備を怠るわけにはいかない。 

リーグ戦優勝はあくまでも通過点。「目標はインカレで昨年のベスト8を超えるベスト4なんで」と熊谷が話す通り、目標はさらに上にある。

◎以下優勝の選手のコメント
1番  熊谷選手
西日本選手権に勝ってから優勝することにプレッシャーとかある中、勝ててうれしいです。
あと2試合リーグ戦残ってるんでインカレのことを考えながらやっていきたいです。
 
6番  合瀬選手
足踏みしてたんでそろそろ決めたかったんで、やっと決まったって思いました。
西日本選手権の時よりもチームがバラバラになった感じがしたんですけど、今日は前半から気合が入っていたと思います。
 
11番  石川選手
優勝は正直うれしいっす。
自分は今日交代で出たんですけど、リーグを通して成長出来たと思います。

14番  岩田選手
自分はホントいいチームに恵まれてると思います。1戦1戦大切にしたことが優勝に繋がった。4年生のためにも勝ちたい気持ちが強かった。京産のバスケ部に入って初のリーグ優勝出来て良かったです。

16番  石井選手
優勝久々なんで嬉しいです。インカレも頑張りたい。西日本選手権も(優勝)取れて、リーグでもスタートダッシュきれた。全試合優勝が目標だったけど、2戦負けてしまった。

31番  那谷選手
自分は一年の時から試合出させてもらってるんですけど、初優勝できて良かったです。今まではスターターではなくて、控えだったんですけどコーチからもっとしっかりせなあかんって言われた。来週2勝できるように頑張ります。

 
 

●関西学生バスケットボールリーグ第12日目(10月16日・近畿大記念体育館)
 

  1Q 2Q 3Q 4Q
京産大 20 23 10 18 73
天理大 6 15 14 20 53

同志社−近大の試合はこちら→https://www.unn-news.com/doshisha/article/201110183086
 

  1Q 2Q 3Q 4Q
同志社 8 7 15 16 48
近大 17 15 14 16 62