ジャズで笑顔に
このイベントは今年で4回目の開催となる。今年は新しい試みが多く見られ、来場者数は昨年度より約2000人多い、8100人であった。主な変化として、会場が神戸ハーバーランド内の7ステージに加え、新たにメリケンパークにてダンシングジャズステージが新設された。また、ホームページ上にてライブ中継も行われた。
モザイク会場やカルメニ会場では、デューク・エリントンの曲のみを演奏する京都大学Dark Blue New Sounds Orch.や、結成66年のビッグバンド、関西学院大学K.G.Swing Charioteersなど、多くの大学生バンドが会場を盛り上げた。また学生バンド以外にも、社会人バンドやプロの演奏も楽しめるイベントとなった。
観客の中には毎年来ている人もおり、ジャズと35年関わっていきたという男性は「昔と比べると、ジャズが随分とメジャーになり嬉しい。学生の演奏も素晴らしい」と話した。
第4回目となる今回、東日本大震災により自粛ムードもある中で、テーマは「ジャズスマイル」と掲られた。「ジャズを通して笑顔になり、来てくれた方が少しでも幸せになってくれれば」と実行委員長の藤原醇平さん(関大・3年)は熱い思いを語る。また「色々と変更点があったため、当日トラブルも発生したが、開催後多くの人に良かったと言ってもらうことができた。過去一番の大成功となったと思う」ということだ。
コメントを残す