山村の活躍が光った一戦だった。0-0で迎えた4回。打席には山村。「なんとかしたい」と振り抜いた打球は左翼席へ。大学初本塁打は試合を決める値千金の一打となった。

 
打撃の調子は「最悪」と話すように第2節対京大戦以降安打は0。捕手としてチームを引っ張る山村は、「守備をしっかりしてくれればいい」と言われ、打撃の調子が悪くても試合に起用され続けた。そんな中での本塁打に「気持ちが吹っ切れた」と嬉しそう。
 
また、期待の守備でも直球主体で先発の工藤を好リード。近大打線に得点を許さなかった。松岡監督も「バッテリーが成長した」と満足気。
 
優勝がかかる最終節の立同戦に向け「2連勝、神宮が目標。一戦一戦大事にしてぶつかっていく気持ちでやっていきたい」と力強く話した。
 
 

●関西学生野球秋季リーグ第6節2回戦

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
立命 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1
近大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

【立命】○工藤−山村
【近大】●中後−田中祐

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
関学 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
同志社 7 1 0 0 3 0 0 0 × 11

【関学】●飛嶋、永島、正田暁、ボイラン−山崎裕
【同大】○尾中−小林