大金星で今季初勝利を挙げた。同志社はQB中沖とRB陣の連携が冴え渡り、ランでゲインを重ねていく。OLのブロックもありRB中島、土井らのランで進んで行く同志社。そして第1Q残り1分を切った所でランを止めようと前がかりになっていた京大ディフェンスの間を縫ってTE青木が相手陣へ駆け上がり、中沖からのロングパスをキャッチ。そのままエンドゾーンまで走りきり値千金のTDを挙げた。

しかし相手は昨年リーグ4位と格上の京大。第2Q以降何度となく自陣の奥へ侵入される。失点のピンチは幾度もあったが、DB岸田のインターセプトなどディフェンス陣が粘りのディフェンスでなんとかゴールラインを割らせない。相手のファンブルやスナップミスにも助けられ、なんとか始めの7点を守りきった。

「嬉しいの一言」と試合後茨木ヘッドコーチは喜びを表した。度重なるピンチを凌いだディフェンスに「しんどい所でボールを獲得できた。選手をほめてほしい」と話し、今季初勝利を挙げた選手らを手放しで讃えた。

次節も相手は関西大と強豪との戦いが続く。茨木ヘッドコーチは「チャレンジします。どれだけディフェンスが止められるか」と意気込んだ。

●関西学生アメフトリーグ第3節1日目(10月1日・西京極陸上競技場)

  1Q 2Q 3Q 4Q
同志社 0 0 0 7
京大 0 0 0 0 0

 

  1Q 2Q 3Q 4Q
関大 14 3 7 10 34
龍谷大 7 0 7 6 20