試合は立命の勢いが制した。第1Q、ディフェンス陣が堅い守りで同志社のラン・パスプレイでの侵入を通させなかった。一方、オフェンス陣はRB井上の先制点となるTDとWR宜本の49ヤードものランでゲームを作った。前回の龍谷大戦では序盤を攻められたが、それに打って変わって立ち上がりをしっかりおさえたことによりチームの勢いが加速した。

 第2,3Qでは同志社大のK岸田の44ヤードのFGを決められるも立命の宜本、谷口、北川のTDや佐伯のFGで一気に同志社大を突き放す。さらにはセイフティで得点を稼ぐ場面もあり、ディフェンス陣は強さを魅せつけた。第4Qでは一瞬のスキを突かれ中森にTDを許してしまうが、松森が36ヤードのランで点数を取り返した。立命館大は終盤まで勢いを殺さず、計353ヤードのランと堅いFGで勝利をおさめた。

 試合後、米倉ヘッドコーチは「一戦一戦、課題を見つけてやっていく」といつものチーム方針を述べる一方で、「ディフェンスは試合で経験を積んで、スピードに慣れていって欲しい」とディフェンス陣のこれからを期待した。

●関西学生アメフトリーグ第2節第2日目(9月18日・エキスポフラッシュフィールド)

  1Q 2Q 3Q 4Q
立命 0 0 0 0 0
同志社 0 0 0 0 0

 

  1Q 2Q 3Q 4Q
関大 0 14 10 6 30
神戸大 3 6 0 7 16