この試合、特に目を見張ったのは4Qの連続18得点だ。タイムアウトから一気に同志社を突き放した。この集中得点に関して、主将の熊谷は「まずはディフェンスをしっかりして、特にリバウンドを集中した。チーム全体でこの意思統一を心掛け、試合を立て直した」と振り返る。

だが、勝利の中にも反省点はある。「今日はディフェンスが上手く噛み合っていなかった。個人としても、チームのバランスを考えてシュートを打つよう心掛けたい」と語るのは熊谷。また、チームの目標について聞かれると「目指すのは全勝優勝。ただ勝つのではなく、相手を全く寄せ付けない試合を展開していきたい」と話した。6月に行われた西日本学生バスケットボール大会では5年ぶりの優勝をみせた京産大。勢いそのままに、今度はリーグ戦優勝の座へ挑む。

●関西学生バスケットボールリーグ第2日目(9月4日・京都市体育館)

  1Q 2Q 3Q 4Q
京産大 19 17 18

25

79
同志社大 14 12 26 10 62

 

  1Q 2Q 3Q 4Q
天理大 16 10 9 9 63
近畿大 18 7 22 16 44

 

  1Q 2Q 3Q 4Q
立命 23 15 10 13 61
関大 13 11 22 20 66

 

  1Q 2Q 3Q 4Q
大商大 17 20 19 26 82
関学 10 19 13 18 60