「元気のかけら」はブドウ糖99パーセントのエネルギー補給食品。3年前に京都の食品メーカーの協力を得て、販売を始めた。脳の唯一の栄養源として知られるぶどう糖を商品として開発し、大学祭やオープンキャンパスなどで受験生への販売を行っている。現在は同志社の今出川キャンパスなどの生協で一袋262円で販売中だ。

 
 商品パッケージには、受験生を応援するメッセージやアドバイスが書かれている。楠さんは「大学生になって、今までに感動したことは何だろうって考えたとき、受験で合格した喜びが出て。大学生の自分たちから、頑張っている人たちを応援しようと思いました」と話す。
 
 また今後TAPは、「元気のかけら」を東日本大震災の被災地に向け送り届けることも考えている。東北大の応援団や、宮城県の受験塾などに配送する予定だという。「受験生だけでなく、頑張っている人というつながりで、被災地の方も応援したい」と楠さんは話した。