似顔絵で被災地支援
普段は大学で芸術を学び、またその傍ら就職活動を行う多忙な日々を送る中尾さん。けれど震災が発生し、周りの学生が募金活動などを行う中自分も被災者のために何かしたいと思い友人に呼びかけた。ミクシーなどで呼び掛けると大学や高校時代の友だちからすぐに反応があったという。集まった学生皆が絵を描けるわけではないが、客引きや順番を待つ人の対応で活躍している。中尾さんは「みんな何かしたいと思っていたので、集まってくれてうれしい」と興奮した様子で話す。
中尾さんは1枚を20分ほどで描きあげ、訪れた高校生に手渡す。「芸術に関して学んできているので、自分なりの支援をしようと思った。手に残るものがあれば募金する人もうれしいと思う」と話した。
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