アメフト関西学生オールスター戦 BLUE STARSが勝利
◎BLUE STARS 前半のリード守りきり勝利
この大会は東日本大震災支援大会として東北学生アメリカンフットボール連盟から6校を招待し、WHITESTARSとBLUESTARSに分かれて戦った。
試合は、第1QでBLUESTARSがWR平山(関西大)らのTDなどで14点を入れ、第2Qでも早々に7点を追加し、BLUESTARS優勢かと思われた。しかし、第2Q後半から第3QにかけてWHITESTARSが巻き返し、緊迫の展開となった。それでも第4QにLB谷がこの日2つ目のインターセプトを奪うなど相手の攻撃を退け、BLUESTARSが24-20で押し切った。
勝利したBLUESTARSの鳥内ヘッドコーチは「それぞれ持ったものを生かしていい役割を果たしてくれた」と語った。
◎WHITE STARS 追撃もあと一歩及ばず
勝利にはあと一歩及ばなかった。WHITE STARSは第2Q途中までに3つのTDを許し、0-21とリードされ、苦しい序盤となる。反撃の核となったのは、MIPを獲得したQBMike Ferriter(ネバダ大)。第2Qに自身のTDとWRTate Knutson(ネバダ大)へのTDパス、第3QにはWR宜本(立命館大)へのTDパスを決めて、4点差まで追い上げる。しかし、第4Qにインターセプトを奪われ、逃げ切られてしまった。
NEW ERA BOWLには、アメフトの本場アメリカから選手、コーチが来日する。日本の選手、コーチが来日した彼らと共に練習、試合を経験することで、スキル向上、チームの練習への参考にすることを目的としている。
WHITE STARSのLB名倉主将(立命)は「本場アメリカの技術、戦略に触れ、その迫力を身近に感じ、改めてフットボールの持つ魅力を再認識できた」と話す。また、日本の選手らが得たものは技術だけではない。「なにより、アメリカの選手たちはフットボールに愛情を抱いている。そこは自分たちも学ばなければならない」と名倉。アメフトに取り組む姿勢が、海を越えて日本の選手に伝えられた大会だった。
●NEW ERA BOWL 2011(7月10日・京セラドーム大阪)
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 | |
BLUE STARS | 14 | 10 | 0 | 0 | 24 |
WHITE STARS | 0 | 14 | 6 | 0 | 20 |
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