関学 勝利もディフェンスに課題
ランディフェンスに不安を残す試合となった。立ち上がり、相手のドライブをなかなか止めることができない。初めのドライブではファーストダウンを2度更新されるなど、攻め込まれる場面が目立った。関学ディフェンスが手を焼いたのは慶応のQB徳島のスクランブル。パスターゲットがカバーされているとみるや、自らランで仕掛けるプレーにディフェンス陣が苦しんだ。「スクランブルにアサインメント(作戦)はないからね」と鳥内監督もお手上げだった。
しかし「今日はいい経験になった」と話した鳥内監督。走るQBへの弱点が見えたこの日、今後この課題の克服に時間が割かれることは必至だろう。
一方でオフェンスは序盤こそかみ合わない場面が見られたが、後半には見事に修正。第4Qでは2本のTDを奪い、追いすがる慶応を引き離した。この日オフェンスの指揮をとったQB畑は「前半はダメ。自分のミスで悪くしていた」と反省を口にしたが、「(課題は)レシーバーとのコンビネーション。意思疎通をしっかりさせる」と意気込んだ。
●アメフト交流戦フラワーボウル(6月5日・王子スタジアム)
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 | |
関学 | 7 | 0 | 3 | 14 | 24 |
慶應 | 0 | 7 | 0 | 7 | 14 |
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