昨季2位に勝ち点14をつけ優勝したリーグ戦。しかし、今季はけが人の影響もあり8位と苦戦していた。そのため今大会を”仕切り直しの大会”という位置づけで臨んでいた。

迎えた決勝戦。阪南大らしさが存分に出た試合となった。流れるようなパスで大体大の激しいプレスをすり抜け、ゴールに迫り続けた。中でも素晴らしかったのは2点を決めたFW泉澤。積極果敢なドリブルや前線への飛び出しで阪南大の攻撃を2年生ながら牽引した。試合後には「決勝だったので決められてよかった」と笑顔で話した。

しかしこの日の勝利にも須佐監督は「まだ半分ぐらい(の内容)」と話すなど選手たちへの要求は高い。その目はすでに総理大臣杯に向いている。 

●関西学生サッカー選手権決勝(6月4日・大阪長居スタジアム)

阪南大 3 2-0 1

大体大

1-1
中村
泉澤2
得点者

松澤

●関西学生サッカー選手権3位決定戦(6月4日・大阪長居スタジアム)

関大 1 1-0 1

桃山学院大

0-1
奥田 得点者

中嶋