関学 慶応を打ち破る
関東の壁を超える第一歩を踏み出した。昨年よりもBKを重要視し、FWもボールを回すラグビーを意識した関学。関東大学対抗リーグの強豪、慶応を相手に白星を挙げた。昨年からの変化が勝利を呼んだ。「まだまだ伸びてくれる」。試合後、萩井ヘッドコーチは選手たちの更なる成長に期待を寄せた。
関学の目指すラグビーが体現された試合だった。前半早々にNO8小原の連続トライでリードした関学。後半に逆転を許すものの、今度はCTB村本のトライで再びリードを奪う。BKで抜け出し、FWもパスキャッチ、ブレイクがうまくいった関学。その後もリードを広げ、大学選手権で3度の優勝を誇る慶応に快勝した。
今年のスローガンは「CHALLENGE」。毎年、関学は関東の壁に阻まれてきた。その壁を今年こそは超えたい。昨年のスタンスから変化して、得たこの勝利。「今日はナイスゲームで結果も良かった。」とCTB新里主将。スローガン「CHALLENGE」の中には関学の目指す「CHANGE」が見えている。
●第5回関西ラグビーまつり(5月15日・近鉄花園競技場)
関学 | 31 | 12-5 | 22 |
慶應 |
19-17 |
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