京産、天理大に大逆転勝ち
昨年度に関西選手権、西日本選手権、リーグ戦の3冠を達成するなど近年の関西バスケット界を席巻している天理大と昨年全日本選手権(インカレ)で関西で唯一ベスト8入りした京産大の試合。ベスト8で今大会の事実上の決勝戦といっても過言ではない一戦が行われた。
試合は終了残り4秒で1点差を追う京産大SG合瀬がレイアップシュートを決め一時12点差からの逆転勝利をあげた。
この日活躍したのはなんといってもエースのPG熊谷。観客がざわめく意表をついたパス、15本のシュートをうち12本を決めたシュート、11リバウンドと攻守にわたっての活躍でチームの勝利に貢献した。会心の勝利に熊谷は「自分が入学した時から一度も勝ったことがないから嬉しい」と満面の笑顔で話した。
京産大はトーナメントの組み合わせが決まってからベスト8で対戦するであろう天理大を意識してきた。天理大のC劉にダブルチームを仕掛ける動きを繰り返し練習するなど入念な準備が実を結ぶこととなった。対して天理大は日本学生選抜にPG平尾が選出されたため出場できず、手薄になっていたアウトサイドをつかれ競り勝つことはできなかった。
壁として立ちはだかっていた天理大を倒した京産大。あとは関西NO1に駆け上がるだけだ。
●関西学生バスケットボール選手権準々決勝(5月3日・東淀川体育館)
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 | |
京産大 | 16 | 15 | 26 | 10 | 68 |
天理大 | 20 | 10 | 15 | 23 | 67 |
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