立命が申し分ない攻撃力を見せ、関大を圧倒した。第1Q、2回目の攻撃シリーズでダウンを更新し、RB宇那木へのパスで先制のTDを決める。パッシングフォームの改良に取り組んでいるというQB谷口からの鋭いパスでまずは先制する。

第2Q、RB川端のTDランで追加点をあげると、かわった関大の攻撃シリーズで、DB柘植がパスをインターセプトし攻撃権を奪う。そのシリーズをRB井上のランで一気にTDを決めると、リズムに乗り、第2Qで28点をあげる猛攻を見せる。

第3Q以降も順調に得点を追加する立命。第3Qの終盤にはQBを今年飛躍の期待される3年生の荒木にスイッチ。敵陣奥まで進入し、FGのお膳立てをした。

快勝したものの、米倉ヘッドコーチは「ゲームとしては勝ったが、個々の勝負では負けている」と話し、「自己認識がまだまだ弱い」と険しい表情を見せた。

●表彰選手
最優秀選手賞 RB川端雄太(立命)
敢闘賞 DL清家拓也(関大)

●第61回長浜ひょうたんボウル(4月29日・長浜ドーム)

  1Q 2Q 3Q 4Q
立命 7 28 7 3 45
関大 0 0 0 0 0