先制され、試合の主導権を握れなかった関学だが、相手のミスにつけこみ、食らい付いていく。4回、5回と一時は追いつき、4−6と勝ち越された7回には暴投と山崎裕の内野安打などで逆転。

この試合初めて優位にたった関学は裏から前日の試合で10回を投げた蒔野をマウンドへ。 「疲れはだいぶあった」と話す蒔野だが、3回を被安打1にまとめ、試合を締めくくった。

次は甲子園に舞台を移しての伝統の関関戦。昨年は春、秋共に苦渋を舐めた相手なだけに、「今度こそは」(蒔野)と意気込んだ。

●関西学生野球春季リーグ第3節3回戦(4月18日・南港中央球場)

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
関学 0 0 0 2 2 0 3 0 0 7
同志社 0 2 0 2 1 1 0 0 0 6

【関学】飛嶋、ボイラン、○蒔野−山崎裕
【同志社】尾中、鈴木、大家、●國正、大戸、福井−小林