「ボールは持てるが、攻めれない」といった印象の試合だった。前半から大体大の統制されたディフェンスにビルドアップが上手くいかずパスミスを連発。奪った大体大は縦に早い攻めで強引にシュートにもっていき格上の関大を脅かし続けた。
後半開始早々に最終ラインからのロングボールにFW奥田がディフェンダーを振り切りゴールキーパとの一対一を冷静に流し込んだ。この一点を守りなんとか開幕戦を白星で飾ることは出来たが、島岡監督も「結果的に勝つことが出来た試合」と話すなどまだまだ課題が多い。
 
しかしリーグ戦は始まったばかり。先発メンバーの4年生はこの試合ゲームキャプテンを務めたMF櫻内1人と若く、リーグ戦を戦っていく中でチーム力は向上していくはずだ。今年の全日本大学選手権の再現を目指していく。

●関西学生サッカー前期リーグ第1節1日目(4月9日・J−GREEN堺)

関大 1 0-0 0

大体大

1-0
奥田 得点者