小林龍がリーグタイ記録となる1試合5安打の活躍をみせた。1回に先制点のきっかけとなる左前安打を放つと、3回には中前二塁打、5回には左前安打、7回にも追加点の好機となる左前安打を放つ。

3−2と1点のリードを許し迎えた8回。山田が遊内野安打で出塁すると奥野が死球を受け走者1、2塁で5回目の打席が回ってくる。「ベンチでも小林に回せって聞こえたんで、気持ちでいきました」と小林龍。大会タイ記録となる今日5本目の安打は左中間への逆転2点適時二塁打。その後、青山にも適時打が生まれ関大が5−3で立命を下した。

「4回生になり、なんとかしてやろう、泥臭いプレーでも出てやろうと気持ちが変わった」と今季にかける思いは強い。頼れる主将がバットでチームを引っ張っていく。

●関西学生野球春季リーグ第1節2回戦(4月4日・わかさスタジアム京都)

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
関大 1 0 0 0 0 0 1 3 0 5
立命 0 0 0 3 0 0 0 0 0 3

【関大】吉川、寺本成、秋本、○近藤−矢野
【立命】山田、小松、●工藤、伊藤遼、井奥−山村

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
京大 0 0 0 2 1 0 1 0 0 4
同志社 7 0 0 4 0 0 6 0 0 17

【京大】内藤、橋本、●平井−新実、久保津
【同志社】大戸、尾中、福井、○鈴木−小林、茶田