天理大 リーグ全勝で35年ぶり優勝を飾る
天理が王者から玉座を奪い返した。優勝の道のりまでは長かった。一昨年、昨年と2年連続、目の前で関学の優勝を見せつけられた。その王者を制しての完全優勝。花園のスタンドが歓喜に沸いた。
試合は終始、天理のペースだった。50点を奪う猛攻で序盤から関学を圧倒。前半が終わって24-0。相手にゴールライン近くに攻められても耐え抜き、後半になっても相手に主導権を握らせなかった。
35年間待ち望んだ優勝。「関学に勝ったのはもちろん嬉しい」と話す主将の立川直。しかし、今季の天理は春から関東を目標にしてきた。この優勝はまだ通過点に過ぎない。最高成績の選手権ベスト4を「出来れば超えたい」と小松監督。目標としてきた舞台への準備を最高の状態で整えた。
●関西大学ラグビーAリーグ第7節(12月4日・近鉄花園ラグビー場)
天理大 | 50 | 24-0 | 14 |
関 学
|
26-14 |
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