地球にやさしく、輝きを
冬の風物詩として、建築学科が設立された5年前から毎年行われている同イベント。今年は甲子園会館が約200基の照明で彩られ、会館前では高さ約20メートルのジャンボクリスマスツリーが2本、金色に輝いた。初年度の来場者数は1000人ほどであったが、近年では3000人を上回る。幅広い年齢層の来場者が集まる理由の一つは、キャンパス内での告知だけでなく、近隣の公民館や市民会館、駅など学外の広告に力を入れたことだ
今年は環境保全活動の一環として、学内の食堂から出た使用済みの天ぷら油をバイオ燃料に加工し、会場の電力の一部として使用した。また、企業の協力を得て、バイオ燃料のパネル展示も同時開催された。さらに食堂ではクリスマス限定メニューが振る舞われ、家族連れやカップルなど多くの人で閉店間際まで賑わった。
デザインや準備は10月ごろから始められ、建築学科の学生有志やOGが協力し、運営から当日の司会までを行った。今回のイベントの主催者である生活環境学部建築学科の榊原潤教授は「学生の勉強の成果を発表し、地域の方に恩返しができればうれしい」と話した。
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