「自分らの代で連覇できるとは。本当にうれしい」(サイド家宜主将)。全勝で2季連続優勝を果たした龍谷大。しかし、「一筋縄ではいかないと思っていた」と川嶋監督が言うように主力選手を欠く中でのリーグ制覇だった。
リーグ第3週目で全日本ジュニアチームにも選ばれたセンター松崎が怪我を負いチームを離脱。その他にも怪我人が多く出た。
そんなチームを救ったのは下級生の活躍。1年生のセンター田井中や2年生のサイド吉野などが力を発揮した。「下の代に助けられた」と家宜主将。絶対的エースはいないがチーム一団となって優勝を勝ち取った。

 

 

 

 大国大との最終戦は第1、2セットともにセンター遠藤や田井中のクイック攻撃等を中心に大国大を圧倒した。「センターは相手がノーマークだった」と遠藤。第3セットは相手に粘られ落としたものの、第4セットは終盤一気に逆転した。
「ちょっとリードし安心してしまっている所があった。関西では通用しても、全国では通用しない」と反省を口にするセッター日隈。第3セット以降、相手に粘られる場面が多かった。

リーグ戦は終わったが、関西インカレそして全日本インカレと大会は続く。「全ての試合を4回生としての意地で頑張っていきたい」(遠藤)。全日本インカレへの弾みをつけるためにも、まずは11月14日、15日の行われる関西インカレの頂点を目指す。

最終順位
1位 龍谷大(10勝)
2位 大阪国際大(6勝4敗)
3位 京都橘大(6勝4敗)
4位 神戸親和女子大(4勝6敗)
5位 千里金蘭大(5勝5敗)
6位 京都産業大(4勝6敗)
7位 武庫川女子大(3勝7敗)
8位 大阪体育大(2勝8敗)
 

 

 

 

●関西大学女子バレー秋季リーグ最終節(10月24日・千里金蘭大体育館)
 

 

武庫川女大 3 25-18 1 大体大
25-18
17-25
25-15
 
千里金蘭大 3 25-18 0 京産大
25-19
25-18
 
 

 

 

京都橘大 3 23-25 2 神戸親和女大
25-22
20-25
25-19
16-14

 

 

龍谷大 3 25-17 1 大国大
25-19
18-25
25-22