同志社は宿敵立命に対して一度もリードを許さなかった。小玉監督は「序盤から満塁のチャンスを決め切れなかった分、苦しい展開となった。だが、ピンチの場面を最小失点で抑えたのは評価できる」と試合を振り返る。
 
立命打線に対して被安打13と苦しんだ藤井は「序盤から高くて甘い球が続き、安打を打たれて浮足立ってしまった。だが、終盤にかけては不調の中でも修正することができ、打者に集中して投げられた」と課題の中にも自身の成長を実感していた。
 
明日の試合に勝てば春・秋連覇となる同志社。それに伴い、4年生にとっては今節が最後のリーグ戦となる。主将である藤井は「リーグ戦は(4年生にとって)最後だが、自分たちにはまだ先があるので、まだまだ最後だとは思っていない」と話す。あと一歩に迫ったリーグ制覇に向け、改めて気を引き締めた。

●関西学生野球秋季リーグ第8節1回戦(10月24日・わかさスタジアム京都)

 

 

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
同志社 0 1 0 0 2 0 0 0 0 3 6
立命 0 0 0 1 0 1 1 0 0 0 3

【同志社】○藤井−小林
【立命】山田、小松、永田、矢内、徳山、●工藤−新田

 

 

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9
近大 0 0 0 0 1 0 2 0 0 3
京大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

【近大】○中後−田中祐
【京大】●安土、内藤−久保津