天理大をわずか勝ち点1差で追いかける京産大。今年既に西日本大会、関西選手権と2冠を達成している天理大。3冠を狙ってのぞんだリーグ戦は、主力選手の負傷欠場が相次ぎ、苦しい戦いを強いられてきた。第5節では関西大にまさかの敗戦を喫するなど、完全な状態には遠い。最終節の勝敗によっては京産大逆転の可能性もあるだけに、最終試合まで目が離せない。
 
上位4チームにまで与えられる、インカレ出場権を懸けた戦いもし烈だ。3位の関西学院大(勝ち点8)は6位の同志社大(勝ち点5)と、4位の立命館大(勝ち点7)は5位の関大(勝ち点6)と対戦する。それぞれの結果次第では、5位の関大が全国への切符を手にし3位の関学が出場圏外へ転落することも考えれらる。関学、立命、関大の三つ巴の戦いに最後まで気が抜けない。

個人ランキングの注目は、3P王争い。昨年、一昨年と2年連続3P王に輝いた立命の西原を6本差で抑え、関学の稲垣が現在トップ。爆発力のある両者だけに、あと2試合で西原の巻き返しがあってもおかしくはない。関学のエースが3年連続受賞を阻むのか、3P王が意地を見せるのか。

9月初めから2ヶ月の間、今年も多くの熱戦を生んだリーグ戦。最終節1回戦は京産大体育館で23日の午前11時、関学-同志社からティップオフだ。

各チーム現在の順位は以下。()内は勝ち点。同志社、大商大、大産大は既に5位以下が決定している。詳しくは学連HPまで。

1.天理大(11)
2.京産大(10)
3.関学(8)
4.立命(7)
5.関大(6)
6.同志社(5)
7.大商大(1)
8.大産大(0)