生き方変える「出会い」を創造
講演を行ったのは株式会社Globe代表取締役・松永真樹さん、学生国際協力団体SIVIO初代代表・倉崎憲さん(同志社・5年)、キャリア開発支援事務所KNOWTICE代表・宇澤賢治さん。ラオスの村に訪れた経験を元にSIVIOを設立し、そこに小学校を建てた倉崎さん。南アフリカでの自身の植林活動が、それを取り上げたブログを通じて世界各国に植林を促したことなど、世界各地で経験したことを写真を用いながら赤裸々に語った。
ハモネプ準優勝のアカペラグループのμ(ミュー)は、ケルティック・ウーマンの『YOU RAISE ME UP』など4曲を披露した。美しいハーモニーの源は「指揮者がいなくても、目を合わせると(歌声が)そろう」という絆の強さだ。メンバーの木村愛佳さん(同志社女子・3年)は「留学にいくときも(帰ってきて)居場所があるかなとかは心配しなかった」と帰る場所がある安心と強さを語る。生き方に悩む学生には、「仲間を大事に」と呼びかけた。
講演者3人と学生代表のμ・上谷典子さん(同志社・3年)、学生グループ「オフコース」代表・玉川大樹さん(同志社・3年)で行われたパネルディスカッションでは、スクリーンに映し出されたtwitterを通して来場者が意見・質問を次々と投げかけた。ワークショップでは来場者同士、自己分析シートを元に積極的に意見を交換しあい、交流を深めた。
「LINK FACTORY」の理念は「大きな人、多くの人との出会いを通じて人の成長のキッカケを創り出す」。代表の松永和彰さん(同志社・4年)は、イベント発案のきっかけを自身の留学だと話す。留学先のシリコンバレーで活躍する日本人との出会いに衝撃を受け、そんな体験ができるイベントをつくるため団体設立。およそ4ヶ月で開催までこぎつけた。来場者の一人はこの日を振り返って、「インパクトがあった。まわりの目とかじゃなくて、自由に生きていいんだと思った」と語った。
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