関学 大勝で望みつなぐ
チームを勢いづけたのは、試合開始早々に決めた先制点。ゴール右に切り込むMF森山主将につられ、相手ディフェンスがゴール前のマークを緩めた瞬間を見逃さなかった。AT松田がフリーでパスを受け、万全の体勢からショットを叩き込んだ。「これで点を取ろうと決めていた形で取れたので、自分たちの流れに持っていけた」と森山。最高の形で課題の立ち上がりを克服し、大量得点に結びつけた。
昨季の関西王者も、今季は既に3敗。この試合を落とせばファイナル3(上位3チームによるプレーオフ)進出は絶望的というほどの苦境に追い込まれていた。それでも「勝ったら可能性は残る。1点差でも勝とうという気持ち」(森山)がチームを支えた。次はリーグ最終戦となる龍谷大戦。ファイナル3進出は他チームの結果次第という状況は変わらないが、「ファイナルに進める、進めないに関わらず、自分たちが4年間やってきたラクロスを出したい」と森山。わずかな可能性に希望をつなぎ、4年間の集大成をグラウンドにぶつける。
●関西学生男子ラクロスリーグ(10月2日・甲南大六甲アイランドキャンパス)
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 | |
京大 | 4 | 4 | 4 | 1 | 13 |
佛教大 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 |
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 | |
関学 | 3 | 5 | 1 | 5 | 14 |
京産大 | 0 | 2 | 0 | 2 | 4 |
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