第1セット龍谷大は途中、大国大に連続得点を許すなどいまひとつ調子が上がらず、1セット先取される。
 しかし、第2セットからは一球一球をチーム全員で追いかけ、粘り強くボールをつなぎ26-24と接戦を制す。「焦りでつぶれていたので、落ち着いてリズムを作ることを意識した」(セッター日隈)。
 接戦を制したことで流れは完全に龍谷大に向いた。第3セット・第4セットとレシーバー大角・センター遠藤・サイド吉野らを中心に強烈なスパイクを打ち込み、大国大の反撃を許さぬまま試合を決めた。
 
 アタッカーとして活躍した大角は「今季初めて相手に先にセットを取られたので焦っていたけど、みんなが必死に粘ってボールをつないでいるのがわかったから、打つことが出来た」と笑顔で話した。
 女子1部の2次リーグは10月10日から始まる。「一戦一戦を大事にしていきたい」と日隈は2次リーグに意気込んだ。

●関西大学女子バレー秋季リーグ 龍谷大-大国大(龍谷大体育館・9月26日)

龍谷大 3 21-25 1 大国大
26-24
25-16
25-14