日本代表に声援届け
「東南アジアのラオスに小学校を建てよう」という目的で、京都の学生を中心に活動している学生協力団体SIVIO。今年度は2校目の小学校増設と1校目の維持費のため、さまざまな活動を行っている。今年度の目標は300万円。京都市内の飲食店、販売店での募金箱の設置やフリーマーケット、クラブイベントでの収益が主で、今回のワールドカップ観戦もその一環。
「SIVIOは笑顔とありがとうの溢れる団体。自分も楽しんで、周りも楽しんでそれがチャリティーに繋がれば」。SIVIO副代表の宮地里奈さん(関大・3年)は自分たちの団体について笑顔で話す。
当日、京都WORLDには学生を中心に700人を超える観客が集まり、岡田ジャパンに大きな声援を送った。「予想以上の盛りあがりで、入場制限もかかってしまって残念だが、会場に来られたお客さんは楽しんでもらえて嬉しく思う」と宮地さん。
「このイベントに来られたお客さんはラオスに繋がっているとは思ってないと思う。でもこれはボランティアではなくチャリティーなので」。代表の藤原蘭子さん(同志社・3年)は達成感溢れた表情で今回の感想を述べた。惜しくもオランダ戦は敗れてしまったが、イベントの終わった会場の外にはSIVIOのメンバーの笑顔が溢れた。
日本は24日深夜に行われたデンマーク戦に3-1で勝利し、一次リーグ突破を決めた。決勝トーナメント一回戦は29日夜に行われ、パラグアイと対戦する。(6月27日現在)
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