家族の絆を伝えるために
神戸夙川学大のプロジェクトチーム華瑞希は、ブライダル産業を志す学生たちによって、2009年6月に結成された。花水木の花言葉、「私の想いを受け止めて」に「瑞々しく希望に満ちた華を咲かせたい」という想いを込めて、華瑞希という名で活動している。
設立当初は目標が定まらず、考え方の違いからメンバー間で揉めることも多かったという。しかし、目標が定まってからは、メンバー間で積極的な意見交換を行える雰囲気になった。
メンバーらに春休みはなかった。企業に足を運び、営業活動に励む日々。毎日のほとんどをスーツで過ごした。「キャンパスを私服で歩けば、友人に驚かれる程でした」と薮下加奈(神戸夙川学大・2年)さんは話す。式場は、関係者以外も気軽に来れる場所にしたいとの思いから、神戸朝日ビルに決めた。山内亜弥(神戸夙川学大・2年)さんは「見に来てくれた人に、私も真珠婚式をやってみたい!と思ってもらえればうれしい」と式にかける思いは熱い。
今は本番を一週間後に控え、当日のスケジュールの詰めや、リハーサルを行っている段階。当日、司会を務める薮下さんは「正直怖い。でも、みんなの心に残る式にしたい」と意気込む。
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