同志社、関学などが準決勝へ
○同志社 PK戦制し準決勝へ
5人目のキッカーMF荒掘が落ち着いてPKを決める。PK戦、5−4。この瞬間に同志社の準決勝進出が決まった。
前半立ち上がりに後方からのDFの安川パスを受け取ったFW辻がゴールを挙げ先制。だが、後半に追いつかれ、延長戦へ。延長戦でもお互い一歩も譲らず、勝負はPK戦へともつれこんだ。立命が1人失敗したのに対し、同志社は5人全員が成功し、勝利を挙げた。
FW角島主将は「リーグ戦で負けてたので、リベンジできてよかった」と笑顔を見せた。「次勝って全国を決めたい」。2年連続のそ総理大臣杯出場へ。同志社イレブンは闘志を燃やす。
○立命 PK戦で涙のむ
試合終了を告げるホイッスルが鳴ると、選手たちは肩を落とし下を向いた。前後半・延長戦110分間の戦いの末、立命はPK戦で涙をのんだ。
同志社に先制されるも、MF加藤がPKを沈め追いつき、試合は延長戦へ。延長戦でも勝負は決まらず、PK戦にもつれこんだ。2人とも成功し、迎えた3人目 のキッカー、DF藤原の放ったシュートはポストに当たり失敗。同志社は5人全員が成功したため、PK戦4−5で敗れた。
PK戦での悔しい敗北。試合後、選手たちの目からは涙も見られた。だが、DF前野主将は「110分間良く戦った」と最後まで戦い抜いた選手たちに誇りを見せた。
●関西学生サッカー選手権2回戦(5月25日・堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンターメインフィールドほか)
同志社 | 1 | 1-0 | 1 |
立命 |
0-1 | ||||
0-0 | ||||
0-0 | ||||
辻 | 得点者 |
加藤 |
PK 5-4で同志社勝利
○関大 連覇ならず
延長の末、近大に2−3と惜敗。天皇杯で優勝、日本一を目指す関大に暗幕がひかれた。
前半36分に先制し、猛攻を仕掛ける関大。だが追加点が奪えない。後半にはゴールを許し、勝負は延長戦へ持ち越しに。「気持ちの部分で相手が勝ってい た」(MF藤澤主将)。その後、近大の勢いを止められず2失点。必死に1点返上するも、時すでに遅し。昨年関西選手権王者は2回戦敗退となった。
残る大会はリーグ戦のみとなった。「しっかりと受け止めて、成長しないと」と藤澤主将。この敗戦をばねにしたい。
●関西学生サッカー選手権2回戦(5月25日・堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンターメインフィールドほか)
関大 | 2 | 1-0 | 3 |
近大 |
0-1 | ||||
0-0 | ||||
0-2 | ||||
板倉 金園 |
得点者 |
大北 近石 池 |
○関学 苦しみながらも準決勝へ
先制を許した関学だったが、前半26分にMF関のゴールで追いつく。後半29分にMF阿部が勝ち越しゴールを挙げ、準決勝に駒を進めた。
●関西学生サッカー選手権2回戦(5月25日・堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンターメインフィールドほか)
関学 | 2 | 1-0 | 1 |
びわこ成蹊大 |
1-1 | ||||
関 阿部 |
得点者 |
佐藤 |
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