所属している学生のうち、2つ以上の部活・サークルを掛け持ちしている学生は21人と少なく、1つのサークルに集中して活動する学生が多いようだ。その部活・サークルを選んだ理由としては「自分のやりたいことだったから」が74人と、「雰囲気が自分に合っていたから」(26人)、「友達に誘われたから」(20人)に比べ突出して多かった。部活・サークル選びのポイントとして最も大きいのは、自分の趣味や目的に合致するかどうかだ、ということがうかがえる。

 「部活・サークルの活動にやりがいを感じるか」という質問に対しては、103人の学生が「とても感じる」「それなりに感じる」と回答した。多くの学生にとって、部活やサークルは「自分のやりたいこと」に打ち込める場なのだと言えるだろう。

 一方部活・サークルに属していない27人の学生のうち、17人は「かつて部活・サークルに所属したことがあった」と答えた。所属していた部活・サークルを辞めた理由としては、9人が「入ってみると雰囲気が自分には合わなかったから」を挙げた。選ぶ時は自分の興味を優先しても、いざ入ってみると部内、サークル内の雰囲気というものは大事なポイントの一つであるらしい。部活・サークルに一度も所属したことのない学生は10人だったが、うち6人が「忙しくて時間がなかったから」と回答した。