関大・高橋が4度目の優勝
右ひざ前十字靭帯断裂のけがを乗り越え、2年ぶり4回目の優勝で五輪への切符を手に入れた。
25日のショートプログラム(SP)で完璧な演技 を見せ、首位に立った。FSでは最初の4回転トゥループで左手をついてしまう。その後持ち直したが、後半の3回転着氷時も乱れた。「今日の内容では(五輪 で)勝てない。まだまだ頑張らないといけない」と試合を振り返り、五輪に向けて気持ちを引き締めた。
既に五輪出場権を獲得している織田信成(関 大・4年)は、総合2位と順位をあげたが、高橋に17点差をつけられる結果となった。最初の4回転で転倒したものの、その後はミスもなくこなした。「よく なっているから、オリンピックだからといって力を張らず挑みたい」と五輪でも4回転に挑むと意気込んだ。
「いいスタートを切れて良かった」と、満足げな表情を浮かべた女子SPの澤田亜紀(関大・3年)。出だしのコンビネーションを決め51.48点。15位でFSに臨む。
首位は69.12点をマークした浅田真央(中京大・1年)。4位までが約1.3点差で27日のFSを迎える。
●第78回全日本フィギュアスケート選手権大会2日目(12月26日・大阪府立門真スポーツセンター 3位までと加盟大関係分)
女子ショートプログラム
1位 浅田真央(中京大・1年) 69.12点
2位 中野友加里(プリンスホテル) 68.90点
3位 安藤美姫(トヨタ自動車) 68.68点
15位 澤田亜紀(関大・3年) 51.48点
17位 村元小月(関大・1年) 50.06点
20位 淀粧也香(関学・4年) 47.04点
24位 瀬藤愛里(関大・2年) 41.50点
28位 井上はるか(同志社・1年) 37.08点
男子フリースケーティング
1位 高橋大輔(関大・M2) 168.28点
2位 織田信成(関大・4年) 164.70点
3位 小塚崇彦(トヨタ自動車) 155.59点
4位 町田樹(関大・2年) 139.67点
16位 吉田行宏(関学・1年) 101.37点
22位 西上順三(関大・3年) 85.29点
男子総合成績
1位 高橋大輔(関大・M2) 261.13点(SP92.85 FS168.28)
2位 織田信成(関大・4年) 244.30点(79.60 164.70)
3位 小塚崇彦(トヨタ自動車) 236.13点(80.54 155.59)
4位 町田樹(関大・2年) 215.02点(75.35 139.67)
16位 吉田行宏(関学・1年) 158.62点(57.25 101.37)
22位 西上順三(関大・3年) 137.68点(52.39 85.29)
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