立命、王座奪還へ
平成18年以降、大学駅伝では無敗を誇っていた立命。だが今年は、関西学生女子駅伝で佛教大に47秒差で敗れると、雪辱を誓った全日本大学女子駅伝(杜 の都駅伝)でも2位。昨年樹立した大会記録を1分以上更新しながらも、さらに1分41秒差をつけられるという大敗を味わった。
今年の立命は2年生がレースのカギを握る。チーム随一のスピードを持つ田中や5000メートルで全日本インカレ2位の竹中、同1万メートルで優勝した小島と最後まで接戦を見せた沼田など粒ぞろい。順調にエントリーメンバーに入り、出場も予想されている。
対する佛教大は、今年のユニバーシアードで1万メートルを制した西原をはじめ、5000メートル15分台の選手が6人。近年急速に力をつけ、層の厚さで立 命を圧倒している。続く名城大、城西大もかつて全日本を制覇した強豪校。それぞれユニバーシアード代表を擁し、エース対決ではひけを取らない。立命が7連 覇達成を狙うには、距離が短い前半区間で流れに乗れるかが勝負の分かれ目となる。
今年の立命は2年生がレースのカギを握る。チーム随一のスピードを持つ田中や5000メートルで全日本インカレ2位の竹中、同1万メートルで優勝した小島と最後まで接戦を見せた沼田など粒ぞろい。順調にエントリーメンバーに入り、出場も予想されている。
対する佛教大は、今年のユニバーシアードで1万メートルを制した西原をはじめ、5000メートル15分台の選手が6人。近年急速に力をつけ、層の厚さで立 命を圧倒している。続く名城大、城西大もかつて全日本を制覇した強豪校。それぞれユニバーシアード代表を擁し、エース対決ではひけを取らない。立命が7連 覇達成を狙うには、距離が短い前半区間で流れに乗れるかが勝負の分かれ目となる。
○小島・前人未到の4年連続区間新へ 大学最後の駅伝に臨む
第4回大会から3年連続で3区を走り、区間新記録を更新し続けている小島。杜の都では史上初となる4年連続区間新記録を達成し、前を行く佛教大との差を 10秒まで詰めた。だが、勢いを止めることができず、「(ゴール後に)佛教大の喜びようを見て悔しかった。あんなに負けること悔しいとは」。3年間、勝ち 続けてきたからこそ感じる敗北感。悔しさであふれた大粒の涙をバネに約2ヶ月間、練習に打ち込んだ。
今回が立命のユニフォームを着て走る最後の試合。「4年間の集大成。優勝して終わりたい」(小島)。仲間と走れる最後の駅伝だからこそ、自身の記録よりチームの勝利を求める。だが、立命の7連覇をたぐり寄せるには、エースの区間新が欠かせない。
●第7回全日本大学女子選抜駅伝競走(12月23日・茨城県・つくば中央公園~筑波大陸上競技場 6区間30.67キロ)
立命エントリーリスト(記録は5000メートルのベスト)
小島一恵(4年) 15分35秒87
阪田千尋(4年) 16分24秒7
山本菜美子(3年) 16分5秒14
堀岡宏美(3年) 9分40秒93(3000メートル)
岩川真知子(2年) 16分9秒74
竹中理沙(2年) 15分41秒60
田中華絵(2年) 16分12秒97
沼田未知(2年) 15分41秒0
夏原育美(1年) 16分5秒88
本多奈都子(1年) 16分46秒47
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