発表に先がけ、大学コンソーシアムひょうご神戸の副理事長を務める福田秀樹神戸大学長が「(他大学の)モデルケースになるような行事にみなさんと一緒に出来たら」とあいさつした。
 神戸大、神女院大からはそれぞれ3組が発表。経済、工学など分野、専攻を問わず、多様な観点から活動報告が行われた。神戸大経済学部・石川ゼミの学生らを中心に組織される「NPO法人ごみじゃぱん」は、神戸市内の小売店で実施している包装ごみを削減する取り組みについて説明。活動により発生する利益を資料を用いてわかりやすく伝えた。

 ポスターセッションでは、神戸大を中心にユニークな活動の成果が展示された。神女院大の学生は、キャンパス内に生息するセイヨウミツバチの生態を調べ、他のハチとの生存競争やハチミツの成分分析をグラフに現した。
 展示物を見学していた神戸大1年の女子学生は「自主的に活動を始めていったことがすごい」と関心していた。