国立への夢届かず
初の大学選手権1回戦突破を果たした関学。その勢いに乗り2回戦も突破し国立競技場でプレーをすることを目標としていたが、強豪法大の壁を乗り越えることはできなかった。 序盤、関学ペースで試合が展開される。立ち上がりが遅れた法大を関学は攻め立て、前半17分にラックから展開しWTB片岡が先制トライを奪う。しかし、法大も徐々にリズムをつけ始め、26分、32分にトライを決める。CGは外したため7-10、逆転されたものの僅差で前半を折り返した。 後半、法大が試合の主導権を握った。関西リーグでは鉄壁のDFを見せた関学だったが、法大の強力なBKに翻弄される。テンポの良い攻撃に関学が追いつけず、次々とトライを献上。関学のミスなども重なり法大に圧倒された。後半20分にFL西川が相手のパスをインターセプトし1トライを返したが、及ばなかった。 関学の室屋主将は「負けたことは悔しいがチームでここまでこれてよかった。来年に国立への夢を託す」と話した。 ○牟田監督、今季限りで退任 関学を51年ぶりに関西リーグ制覇へと導いた牟田至監督は今季で監督を退任すると話した。牟田監督はサントリーで社会人ラグビーをプレー。同社の営業マン として働きながら、2005年から関学ラグビー部のコーチとして就任、昨年からは監督を務めていた。牟田監督は「4年間、学生から学び勉強できた。すごく楽しか った」と話した。 ●第45回ラグビー全国大学選手権大会2回戦(12月28日・瑞穂ラグビー場) 関学 12 7-10 44 法大 5-34
コメントを残す