同志社、意地見せて1部残留
前半残り4秒でDL西村が窮地を救った。相手にスペシャルプレーを仕掛けられ大きくゲインされた同志社は自陣22ヤードまで攻め込まれる。残り4秒。先制点を奪われかけたその時、相手QBからの左方向へのパスをDL西村がインターセプト。「このインターセプトが大きかった」と小林監督。 後半は前半のデフェンス陣の活躍に後押しされ、オフェンス陣は力強いランプレーで続けざまにダウンを更新。そして第3Q4分、QB多川からスナップを受けたRB重坂が中央を突き、先制TD。その後も4年生コンビQB多川とRB太刀掛が鋭いランでデフェンスをかわし、着実に前進。第4Q序盤にはRB太刀掛がランで約30ヤードのロングゲイン。その後はチーム一の俊足を持つQB多川がランを重ね、自らTD。相手を引き離した。「昨日は緊張して寝られなかった。払拭できて良かった」とQB多川。同志社は入替戦で本来のプレーを発揮し、2部降格を回避した。 「後輩を2部で戦わせるわけにはいかないという気持ちでやった。僕たちが負け続けたことを反面教師にして欲しい」とQB多川は後輩への思いを話した。 意地を見せて1部にとどまった同志社。「今日のようなプレーがシーズン最初からできるように。来年は3位を目指す」と小林監督は意気込んだ。
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