関東学生代表を決めるクラッシュボウルで法政大が勝利し、甲子園ボウル出場を決めた。これにより甲子園ボウル出場の両チームが出揃った。立命と法政大は過去に甲子園ボウルで5回対戦している。立命にとっては6回出場のうち5回対戦し4回勝利した相手。  古橋監督は法政大のRB原の印象を「カットの切り方が上手。非常に足も速いし、ボディバランスもいいし、脅威」と話した。また小さなけがをしたディフェンス陣を含み、けが人の多い立命。しかし「コンディションを整えて本番に行きたい。なんとかアドレナリンを出しながら頑張ってほしい」とチームへの期待を込めた。  また主将としてチームを3年ぶりに甲子園ボウルへ導いた浅尾。けがのため試合には出場できないが甲子園ボウルでも「僕が支えると決めた事を変えるつもり はない」と話した。さらに関学戦から引き続き、選手らが浅尾の番号である「44」のシールをヘルメットにつける事を明かした。  会見後には記者投票による個人表彰選手も発表された。最優秀選手にはRB松森俊介(立命)、優秀攻撃選手にWR大園樹(神戸大)、優秀守備選手にDL久司大貴(立命)、優秀スペシャルチームセ選手にリターナー永川勝也(関大)が選ばれた。  主将の浅尾を中心としてチーム一丸となった立命の快進撃は、日本一になるまで止まらない。