「西宮市大学交流祭」は西宮市大学交流センターが、市の大学・学生を貴重な文化的資源と位置づけ打ち出した、「カレッジタウン西宮」構想から生まれたも の。企画・運営に携わった学生は半年間、市のPRのために必要なことを学んできた、「イベントプロデュース講座」。そこから得た知識・実務の集大成とし て、「西宮市大学交流祭」を主催する。

 会場には、和ろうそく作り体験や西宮のスイーツ店の商品を集めたカフェなど、市の特色を全面に押 し出した企画が催された。また午後6時から行われたキャンドルコンサートでは、環境問題に取り組む西宮をアピールした。イベントに参加し、和ろうそく作り に参加した親子連れは「こどもにろうそくをプレゼントしようと思ったけど、難しかった。なかなか楽しい」と満喫していた。

 キャンドルコ ンサートのリーダーを務めた吉住奈桜さん(関学・3年)は「イベントを企画していく中で許可をとったり、申請しなければいけないことが多く、社会的責任の 大きさを感じた。その中で今まで知らなかった西宮の特色や、社会で必要なことを知った。経験として得たものは大きい」と話した。