立命、善戦するも勝ち点1
立命は前節に4得点を挙げる大活躍を見せたFW伊藤(1年)や2アシスト1ゴールのFW藤田(1年)を含む1年を4人スタメン起用。リーグ終盤戦ながらもフレッシュな顔ぶれで京産大戦に臨んだ。 大粒の雨が降るピッチで主導権を握ったのは立命だった。前半早々からゴールを狙って積極的に中盤から縦パスを入れ、オフェンス陣が京産大に強いプレスをかける。33分、右ペナルティエリア付近で藤田が倒されFKを得る。クリアボールをバイタルエリア中央で藤田がボレーシュートするもバーに直撃。惜しくも先制点を得られなかった。その後もセットプレーや縦パスから積極的に点を狙う。だが、京産大DF渡辺(4年)を筆頭にした相手ディフェンス陣の堅い守りを崩せないまま前半を終える。 後半も終始立命ペース。「地面が悪かったけどボールは回せた」と、DF長谷川(4年)が話すように44 分、後半に交代したFW宮尾(年)が中盤からの縦パスに裏から走りこみ、体勢を崩しながらもシュートを放った。しかしキーパーの指をかすめゴールポスト左側へ流れた。後半も幾度か見せ場を作りながら相手の堅守を崩せずに試合終了。 試合後、「勝つしかない」と、立命の米田監督、長谷川が最終節に向けて口を揃えて話した。長谷川は「今までの立命のサッカー、繋ぐ攻撃的なサッカーをしたい」と、続けて抱負も語った。次節、桃山学大に勝てば、入れ替え戦又は残留に。負けもしくは引き分ければ他カード次第で自動降格又は入れ替え戦のどちらかになる。残留に大きな鍵を握る最終節、立命イレブンが意地を見せて残留を決められるか。 ●2008年度関西学生サッカー後期リーグ第10節(11月24日・大阪長居第2陸上競技場) 立 命 0 0-0 0 京産大 0-0 【立 命】 【京産大】
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