同志社は4年生を1人も起用せず、2、3年生を中心とした来季を見据えたメンバーでインカレ(全日本大学選手権)への出場権を手にしている関大との一戦に臨んだ。  「点を入れられるまでは良かったんですけどね」(MF大森、3年)。内容だけで見れば互角以上の戦い。それだけに、0-2という結果が悔やまれた。  前節9得点と攻撃が爆発した関大相手に、同志社は前半から繋ぐサッカーを展開した。左サイドを中心に関大ゴールへと襲いかかる。「最初から自分たちのスタイルでやっていけた」。4年生の松田直主将に代わり、この試合キャプテンマークをつけた大森も手ごたえを感じていた。  だが後半、前がかりになりバランスを崩したところを狙われ、後半17分に先制を許した。そこから関大にペースを奪われ、後半34分に2失点目。その後、MF楠神(3年)のドリブルから攻撃を組み立てるもゴールが遠く、0-2で敗れた。  結果こそ伴わなかったものの、「思いのほかいい形でできた」(望月監督)と同志社が来季への手ごたえを得たのは確かだった。来期へ向け、同志社の新たなチーム作りが進んでいる。 ●2008年度関西学生サッカー後期リーグ第10節(11月24日・西京極総合運動公園陸上競技場) 同志社 0 0-0 2 関 大       0-2 【同志社】 【関 大】金園(後半17分)、藤澤(34分)