わずか2回の攻撃で2本のTDを奪った関大。第1Qの1分23秒でQB宮城からWR永川への71ヤードのTDパスが成功し先制。しかしQB宮城は「オフェンス全体で乗れたのに、QBが乗れなかった」と悔やんだ。続いてDB林がエンドゾーン間際でインターセプトを行い、同志社から攻撃権を奪い3分24秒でRB境家がTDを決めた。その後もさらに4回のTDでさらに得点を追加し、同志社を突き放した。関大はまさかの敗北を喫した甲南戦を吹き飛ばし、終始攻めのプレーで同志社のディフェンス陣を突破した。

 磯和監督は「たまたま最初に独走のTDが出た。非常に楽な展開になったが、点差ほど差はない」と今回の結果に甘んじてはいない。次の立命戦に向けては「一対一では勝てないが、うまいこと揺さぶりをかけて向こうの歯車を狂わせることができれば。しっかり守ってロースコアに持ち込みたい」と意気込んだ。

 

 

●関西学生アメリカンフットボールリーグ(10月19日・王子スタジアム)

 

  1Q 2Q 3Q 4Q
関大 14 17 7 7 45
同志社 0 7 0 0 7