関学生のグループがイベントカフェを1日限定オープン
当日はイベントの目的に共感したフィリピン人やブラジル人、中国人など5カ国から5人が集まり、フィリピンのバナナケーキやタイのグリーンカレーなどそれぞれの国の料理を販売した。料理は非常に好評で、午前11時にオープンしてから2時間ほどで多くが売り切れてしまうほど。 「CASA」はスペイン語で「家」という意味で、文字通りアットホームな雰囲気の中で、さまざまな問題を抱え仕事に就けない人の手助けができれば、という思いが込められている。キリスト教週間の一環として、宗教センターが同イベントを後援。売上金は参加した外国人に渡される。 会場ではライブイベントも行われ、ジャズピアノやサックスが演奏された。ライブに参加し、カポエラを披露した「KG★Capoeira」のリーダーを務める入口拓哉さん(関学・3年)は「(参加したきっかけは)メンバーの1人にCASAと知り合いがいて、その縁で参加させてもらった。カポエラという文化を伝えられれば」と話した。 KG-TANKの副代表の奥尚子さん(関学・1年)はイベントを開催した理由について「社会問題をビジネスで解決できれば、というのがKG-TANKの考え方。今回もそのプロジェクトの一つとして、滞日外国人の就労支援のための場を提供すること」と話した。今後の活動については「次からは滞日外国人にかぎらず、身体障害者などの社会的弱者を対象にしていく。最終的には常設できれば」と意欲を見せた。
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