ほぼ同じ数のシュートを放ちながらも、スコアは0-2。決定力の差が表れた試合だった。

 「自分たちで仕掛けられず、孤立してしまった」と望月監督。同志社がボール
をキープしていたが、京産大に持たされているという印象が強かった。時折見事なパス回しを見せたものの、決定的なシュートに直結しなかった。
 
 守備では、守ってカウンターという京産大の作戦にはまり、前半24分に先制を許した。選手交代で流れを変えようとするも、悪い流れを変えられない。後半
38分にはDF永戸(3年)が2枚目のイエローカードで退場。気持ちが切れたのか、その直後に2点目を奪われ、試合を決められてしまった。

 自分たちのサッカーを十分に発揮することができず、京産大の勢いに飲まれてしまったという印象だ。今回の敗戦で3連敗。後期開幕戦以来、勝ち星がない。

 FW松田直主将(4年)は「京産大が強いとは感じなかった」と話し、チームが自滅してしまったことを認め、結果が出なかったことを悔やんだ。

●2008年度関西学生サッカー後期リーグ第4節(10月11日・山城総合運動公園太陽が丘球技場B)
 

同志社 0 0-1 2

京産大

0-1
  得点者

桑田(前半24分)

足立(後半39分)