関学と福井県の交流
敦合祭は、2004年2月に関学大ワンダーフォーゲル部員が福井・石川県境の大長山で遭難、救助されたことを機に、関学と福井県の連携事業の一環として始まった。祭りの準備・進行は、主に関学の福井ゼミの学生らで構成された、敦合祭実行委員会が務めた。会場には特設ステージ・模擬店が設けられ、ライブイベントやビンゴ大会、ミス・ミスターコンテストなどが行われた。 ステージでは口笛世界王者の儀間太久実さん(関学・3年)やアカペラサークル、ダンスサークルなどが登場し、ライブイベントを行った。アカペラサークル「Crescent Party」の鶴圭太さん(関学・4年)は初めてという福井県でのライブに「土地も変われば緊張感も変わる。アカペラが通用するのかという不安はあったが、無事終わってよかった」と安堵の表情を浮かべた。 関学からは他にもビジネスプランコンテスト実行委員会が参加。スタンプラリーやビンゴ大会といったイベントを企画した。イベントの企画に携わり、また自ら出場したミスターコンテストで優勝した原毅郎さん(関学・3年)は「(スタンプラリーは)駅前だけで盛り上がって、駅前だけに関学生が来て盛り上がって帰るだけではもったいないと思い。まちづくりの一環として、地元全体で盛り上げようと思った」と話す。さらにミスコンに輝いたことについては「受賞できてうれしい。(ステージ上で披露した)コナンの似顔絵が効いたと思う」と笑顔だった。 去年も運営に携わり、実行委員長を務めた越智林太郎さん(関学・3年)は「去年よりも余裕をもって進行することができた。今回で3回目、継続することで敦賀にも関学が根付いてくれれば」と話した。
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